白血病 怖い病気で、他人事のように思いがちな病気ですが、私は1年に何名か診断する機会がありました。白血病の患者さんの訴えは様々で、発熱、風邪症状、出血傾向(鼻出血、胃潰瘍など)、骨の痛みなどあります。特徴的な訴えに乏しいので、常に頭の片隅に置いておかないと見逃してしまいます。 患者さんを診察して、病気が特定できず腑に落ちない時に血液検査を行うと判明します。血液のなかの白血球、赤血球、血小板という値が異常になります。さらに、血液を顕微鏡で観察します。芽球という幼若な細胞が血液に見られるようになります。この芽球は門外漢の私でもすぐに分かります。 患者さんは『白血病です』と言って、受診されるわけではなく、まずは一般の内科医を受診されます。普段の風邪よりも違う、何となくいつもよりおかしいと言った時には血液検査をすることをお勧めします。白血病は血液検査が診断の契機となります。 白血病の詳しい検査や治療などは日々進歩しております。